外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官、クリントン米国務長官、日本の前原誠司外相はワシントンで6日に会談した。会談後の記者会見で共同声明を発表し、北朝鮮の韓国・延坪島砲撃とウラン濃縮を糾弾するとともに、挑発中断と国際義務の順守を強く求めた。また、北朝鮮の態度変化に向けた中国の役割に期待を示した。
3外相は声明で、「北朝鮮の延坪島砲撃に3カ国外相は深刻な懸念を示した」と述べ、延坪島への攻撃を強く非難した。ウラン濃縮施設の建設についても、国連安全保障理事会決議や2005年の6カ国協議共同声明における北朝鮮の公約に対する違反だと強調。挑発行動の中断、1953年の休戦協定順守、国際的義務の順守を北朝鮮に促した。
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の再開に関しては、北朝鮮が韓国との関係改善に向け真実の努力を傾けなければならないと指摘した。あわせて、完全かつ検証可能で後戻りできない非核化に対する真の意志を示す具体的行動を取ることが先決だと再確認した。中国が提案した首席代表者による緊急会合を事実上、拒否することで3カ国が立場をまとめたものと受け止められる。
また3外相は、北朝鮮の最近の挑発行為に対する適切な対応、また非核化を含む北朝鮮問題への対応について、中国とロシアの協力を特に6カ国協議の枠内で強化していくことに期待を示した。あわせて、必要に応じ各国の国内措置を通じた制裁強化を含め、国連安保理決議1718と1874上の制裁を忠実に履行する方針を明らかにした。
このほか、北東アジア平和の創出という共同目標に向け、中国と堅固で生産的、建設的な関係構築を持続する意志も再確認した。
会談ではまた、韓米相互防衛条約と日米相互協力及び安全保障条約上の相互責任と公約を再確認し、向こう3年間の交流強化で一致した。
会見で金長官は、これまでの中国の努力を評価したうえで、北朝鮮の挑発が続いていると指摘。「わたしたちは中国がより明確な語調で北朝鮮に警告し、北朝鮮の行動と挑発的行為は地域の平和と安定にまったく助けになっていないことをはっきり告げることを望んでいる」と強調した。
クリントン長官も、「北朝鮮と特殊な関係にある中国が、挑発行動中止に向けた誠意を示すべきだという明確なメッセージを北朝鮮に伝えるうえで、わたしたちと協力することを希望している」と述べた。
聯合ニュース
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외교통상부 김성환 장관, 클린턴 미 국무장관, 일본 마에하라 외상이 6일 워싱턴에서 회담을 가졌다. 회담후의 기자회견에서 발표한 공동성명에서, 북한의 연평도 포격과 우라늄 농축을 규탄하면서, 도발중지와 국제의무 준수를 강하게 요구하였다. 또한 북한의 태도변화를 위한 중국의 역할에 대한 기대를 나타냈다.