21日、米Microsoft社の発表によると、同OSのライセンス販売数は、2億4000万本以上になったという。7月の業績発表時からの約3カ月間で6500万本あまり売れたことになる。
Windows 7は2009年9月1日に企業向け、10月22日に一般向けに発売された。Microsoft社によると、これまでの同社のOSの中で最も速いペースで売れているという。米Net Applicationsによれば、世界のOS市場における9月のWindows 7のシェアは17%。依然としてシェア60%を誇るWindows XPには届かないが、Windows Vista(13%)を発売1年で上回った。現在世界には12億台のWindows搭載PCが存在するといわれ、9月時点での消費者向けPCの93%はWindows 7を搭載している。
Microsoftは今後、企業ユーザーによるWindows 7へのアップデートを促進していく方針だ。米Computer Economicsの調査によると、2010年上半期の時点で米企業の約30%が同OSへのアップデート予算を計上しているという。なおいまだに世界で広く利用されているWindows XPのサポートは、2014年に打ち切られる。