警視庁は22日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された、府中署刑事組対課の山本尊弘巡査長(40)を懲戒免職処分にした。
同庁によると、山本巡査長は都内に通う、私立高校3年の女子生徒が18歳未満であると知りながら、今年1月下旬から5月までの間、3度にわたり現金計9万円を渡し、JR町田駅周辺のホテルなどで、わいせつ行為を行ったとみられる。
なお同庁の調べに、山本巡査長は「自分の欲を満たすためだった。ばれることはないと短絡的に考えた」と説明。今月8日に略式命令で罰金処分を受け、すでに釈放されているという。