韓国の教員団体・韓国教員団体総連合会(教総) と市民団体は25日、全国の小学校4カ所で、日韓が領有権を主張している竹島について、10月25日を「独島の日」に指定する宣布式を行うとともに、公開授業を行った。
教師が「独島に住む人はどこの国の人でしょう。 そして独島はどこの国の土地でしょう」と尋ねると、生徒たちは「韓国人が住んでいるから韓国の土地です」と、口をそろえて答えたという。また、生徒たちはその後、独島の誕生日を祝う手紙を書いたと紹介。
独島の日宣言式を準備してきたチョン・ジョンチャン教総対外協力局長は「日本が独島の領有権を教科書で主張した後、独島は日本の領土であるいう誤った認識が広がっている。韓国政府もより積極的な対応が必要だ」と語った。
静かな外交折衝戦を展開する韓国外交通商部とは多少距離があるが、インターネット上や市民などは、この日の行事に歓迎の意向を示し、支持したと伝えている。
一方、日本の主要ポータルサイトでは、「独島の日」の宣布を非難するインターネットユーザーのコメントが多数掲載され、韓国の動きに対して日本は敏感な反応を見せた。