オンラインゲームサービス「ハンゲーム」を運営するNHNが、日本をゲーム市場戦略拠点と位置づけ、事業を拡大する方針だ。
日本で展開中の多人数同時参加型オンライン・ロールプレーイングゲーム(MMORPG)「TERA(テラ)」が、ユーザーの間で好感触を得ていることが挙げられる。同ゲームの無料公開サービス期間中は5万人に及ぶゲーマーの同時接続を記録したが、サービスが有料化に移行しても4万人に肉薄する同時接続者を集めており、好評だという。
今後は、日本でのサービス版権を確保した一人称シューティング(FPS)「メトロ・コンフリクト」や、MMORPG「プロジェクトR1」の日本現地サービスを展開する。同社は、これまで主力ジャンルだったMMORPGに加え、スポーツゲーム部門の強化や、多機能携帯電話(スマートフォン)ゲーム市場を攻略することで、日本市場でのシェアを増やしたい考えだ.