[日本語]脱北者の現実描く映画、春に相次ぎ封切り

2011.01.03 08:03:44

北朝鮮脱出住民(脱北者)の現実を描いた映画が、この春に相次ぎ公開される。いずれも生活苦にあえぐ脱北者の問題に真正面から深く切り込み、国際映画祭で好成績を収めている作品だ。

 

チャン・リュル監督の6作目の長編映画「豆満江」は、中朝国境の豆満江近くで暮らす朝鮮族の物語と、さまざまな理由で豆満江を越え、中国に入る脱北者の物語を静かな視点で描く。

 

カメラは終始無関心だ。大人の世界でも、子どもの世界でもぞっとするようなことが相次ぐが、これをただロングテイクで見せるだけだ。道の途中で一行の一人が死んでも、わずか10歳の子どもが「息がない、行こう」と言い放ち、先を急ぐ。スクリーンからひやりとした冷気が立ち上ってくるかのように感じられる。

 

人生のつらい瞬間をとらえた「豆満江」は、パリ国際映画祭2冠王など国際映画祭で受賞を続けている。3月公開予定。

 

パク・チョンボム監督の「茂山日記」も、4月に封切られる。昨年の釜山国際映画祭で、アジアの有望な新人監督に贈られるニュー・カレンツ賞を受賞したのをはじめ、モロッコのマラケッシュ国際映画祭で大賞を受賞した。

 

同作は、脱北者という理由で良い職場も見つけられず、仲間内でだましあうなど、脱北者を取り巻くもどかしい現実を冷静、冷淡に描く。パク監督が自ら主人公の脱北者チョン・スンチョルを演じる。


チョン・ギュファン監督の「ダンス・タウン」も注目を集めている。脱北した女性の視線でソウルという都市の風景、その中の人生を繊細に描いた作品で、チョン監督の「タウン」3部作の最終作となる。ことしのベルリン国際映画祭のパノラマ部門に招待され、昨年の釜山国際映画祭では女性演技賞を受賞した。3月ごろ公開予定。


聯合ニュース

 

kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com



kjtimes뉴스팀 기자 news@kjtimes.com
Copyright @2010 KJtimes All rights reserved.


PC버전으로 보기

[창간 : 2010년 6월 21일] / (주)케이제이타임즈 / 등록번호 :아01339 / 등록일 : 2010년 9월3일 / 제호: kjtimes.com / 발행•편집인 : 신건용 / 주소 : 서울시 금천구 서부샛길 606 (구 가산동 543-1) 대성디폴리스 A동 2804호 / Tel)02-722-6616 / 발행일자 : 2010년 9월3일 / 청소년보호책임자 : 신건용 KJtimes의 콘텐츠(기사)는 지적재산권법의 보호를 받는 바, 무단 복사, 전재, 배포 등을 금합니다. Copyright (c) KJtimes All rights reserved.