8日のソウル株式市場は米国債の格下げを受け、「ブラックマンデー」が現実化した。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日の5日終値より74.30ポイント(3.82%)下落した1869.45で取引を終えた。5日間でKOSPIは302.86ポイント下落し、時価総額は170兆4906億ウォン(約12兆円)減った。
KOSPIは一時1800.00まで下落。有価証券市場では取引を一時的に停止するサイドカーが、コスダック市場では取引中断措置(サーキットブレーカー)が発動された。
外国人投資家は5日連続で売却が購入を上回り、787億ウォンの売り越しとなった。個人投資家も7337億ウォンの売り越しだったが、機関だけが6432億ウォンの買い越しを記録した。
一方、ウォン相場はKOSPIの急落を受け、ウォン安・ドル高が進んでいる。ソウル外国為替市場のウォンの対ドル相場は前営業日の5日より15.10ウォン安の1ドル=1082.50ウォンで取引を終えた。