[kjtimes=ギョン・ジェス記者] 国内格安航空会社が深刻な経営難に陥っていることが分かった。済州航空(愛敬グループ)、ジンエアー(大韓航空)、エア釜山(アシアナ航空)、イースター航空(ケイアイシグループ)、ティーウェイ航空(旧トマト貯蓄銀行、現預金保険公社所有)など格安航空会社5社のうち2所が経営難に陥って距離格好だ。
実際のティーウェイ航空に続き、イースター航空も経営難に陥って存立が危ういと伝えられている。後発走者である彼らの航空会社の財務構造が悪化し、財務構造の改善や売却が推進されているのだ。
ティーウェイ航空の場合、市場に売りに出た。実質的な大株主であるトマト貯蓄銀行の営業が停止されたことが原因である。資本全額蚕食状態であるティーウェイ航空は負債が資産を超過する金額が、昨年末基準180億ウォンで、最近260億ウォンに増加した。
業界のある関係者は"ティーウェイ航空の場合、創業投資会社である新報総合投資が前身である韓星航空を買収し、トマト貯蓄銀行から150億ウォンを貸し出し受けたのが禍根"と指摘した。
イースター航空は原油高と新規投資額の負担に大きな幅赤字が出て、増資を通じた財務構造の改善が必要な状態であることが知られている。
しかし、系列の次元で、一部の不良系列会社整理や資産売却で現金確保に乗り出したが、既存の借入金が大きく、短期に財務構造の改善は容易ではないというのが専門家らの見方だ。
イースター航空の経営難はオーナーの資金難脆弱が原因として挙げられる。ケイアイシグループは、上場企業ケイアイシとセマングム観光開発、エイス2020など10余りの系列会社がお互いに財務的に深く絡んでいる。
韓国信用平価はイースター航空など関係会社への資金貸与や支給保証に実質的な持ち株会社であるケイアイシの負担が大きくなっていると指摘した。
業界の関係者は"これらの航空会社が深刻な経営難に陥ったのは資金力が脆弱なオーナーが無理に航空業に進出したか、経営能力や意志が弱いから"と言いながら "航空業免許の許可基準を大幅に緩和したことが、こうした事態を招いた"と指摘した。