北京五輪競泳金メダリストの朴泰桓(パク・テファン、20歳)が7月の世界競泳選手権(中国・上海)に向け、8日に韓国を出発してオーストラリアでトレーニングを行う。
朴泰桓は世界選手権の開幕まで、3回にわたり海外でトレーニングを行う計画。オーストラリアでは体力トレーニングを中心とし、調子を上げていく予定だ。
全身水着などの新型高速水着の着用が昨年に禁止されてから初めて行われる世界選手権。2012年ロンドン五輪の前哨戦ということもあり、ことしの世界選手権は朴泰桓にとっても意味が大きい。
朴泰桓は2007年世界選手権の400メートル自由形で優勝したが、2009年世界選手権では出場した3種目とも決勝進出に失敗する不振に陥った。2010年の広州大会で2大会連続の3冠王を達成し、健在ぶりをアピールしたが、世界舞台で自信を取り戻してこそ、ロンドン五輪での活躍が期待できる。
朴泰桓は「僕はまだトップクラスの選手ではない。技術面ではレベルが低い。常に学ぼうとしている」と意気込みを示した。
聯合ニュース
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