[kjtimes=キム・ボムネ記者] 最高裁3部(主審パク・ポヨン最高裁判事)は、現代キャピタルの顧客情報を引き出してお金を要求した疑い(恐喝など)で起訴されたホ氏(41)に対する上告審で、上告を棄却し、懲役2年を宣告した原審を確定したと28日明らかにした。
裁判所は、"10年以上の懲役または禁固刑が宣告された事件についてのみ量刑不当を理由とした上告が許されるため、それより軽い刑が宣告されたこの事件で量刑が不当であるという主張は正当な上告理由になることができない"と棄却事由を明らかにした。
ホ氏は、ハッカーシン氏、ブローカーチョン氏など共謀して昨年2〜4月の総4万3376回に渡って、現代キャピタルのサーバーに侵入して、現代キャピタルの顧客175万人の個人情報を引き出した。
ホ氏らは昨年4月、現代キャピタルの代表メールアドレスに"5億ウォンを入金しなければハッキングに流出した個人情報をインターネットに流布する"という脅迫メールを送って、現代キャピタルから1億ウォンを送金された。
1審裁判所は、海外のハッカー組織と共謀して、現代キャピタルのサーバーで個人情報を抜き取ら点、ホ氏が直接、現代キャピタルから受けたお金を見つけ、フィリピンに逃げなど犯行に加担の程度が軽くない点などを考慮して懲役2年を宣告した。
2審も約175万人の個人情報が流出されており、この事件で、現代キャピタルの信頼性が大きく下落した点などで表示するときに、一審の刑が不当だと判断しにくいと判断した。