[kjtimes=キム・ボムネ記者] "10億ウォンを超える顧客預金を横領したのは、その罪質が重く厳しい処罰が必要だが犯行一切を自白し、現在までに3億ウォンの被害を返した点を斟酌した。"
ソウル北部地方裁判所刑事11部(キム・ジェファン部長判事)は31日、顧客のお金を勝手に引き出して使った疑い(特定経済犯罪加重処罰法上の横領)に前国民銀行のVIP顧客管理チーム長A(48)さんに懲役2年を宣告した。
Aさんが顧客のお金に手を出し始めたのは去る2007年8月中旬からだ。彼はファンドの実績を向上させるために、元金が保証されてくれると約定し、投資家を募集したが、大きな損失が発生すると、顧客の預金に手を出したこと。
Aさんの犯行は昨年9月末まで続いた。ソウル中浪区某支店のVIP顧客管理チームオフィスで27回にわたり、顧客5人の預金約10億4000万ウォンを引き出して生活費など個人的な用途に使用し、首根っこをつかまって起訴された。
彼は特に個人的に投資した株式でも損失が発生すると、生活費や個人の株式投資のために、お客様のお金を引き出すこともしたことが明らかになった。
一方、Aさんは今年1月までの顧客口座を管理し、ファンドや保険など各種金融商品の管理と販売業務を引き受けてきた。