韓国銀行が23日に発表した6月末の国際投資対照表(暫定値)によると、6月末現在の韓国の対外債務残高は3980億ドル(約30兆5544億円)で、3月末より154億ドル増加した。4~6月期の増加幅は、1~3月期の226億ドルを下回った。
満期別にみると、短期外債が3月末比13億ドルの増加、長期外債は同141億ドル増加した。
このため対外債務のうち短期外債が占める比率は3月末より1.2ポイント下落の37.6%となった。準備資産のうち短期外債が占める比率も同0.5ポイント下落の49.2%となった。
韓銀関係者は「外国人の国庫債への投資が増加した。それだけ韓国に対するファンダメンタルズが良好だということだ」と分析。総対外債務の増加幅が鈍化し、短期外債の比率が減ったことについては、「対外債務の構造が質的に改善している」と評価した。
また、対外債権は同186億ドル増加の4874億ドルで、対外債権から対外債務を引いた対