年末の風物詩である「年末ジャンボ宝くじ」が24日に全国一斉発売され、東京・中央区の西銀座チャンスセンターには発売開始となる午前8時30分の段階で約1000人が行列を作った。今年の当せん本数は昨年と比べると倍増しており、1等(2億円)が74本(74ユニットの場合、以下同)、2等(1億円)が370本。両方の本数を合わせると、444人の億万長者が誕生することになる。発売は12月24日までで、運命の抽選は12月31日に行われる。
1等、1等の前後賞(各5000万円)合わせて3億円が当たる年末ジャンボ宝くじ。西銀座チャンスセンター周辺には冷え込む早朝にもかかわらず多くの宝くじファンが列を作り、発売と同時に係員の誘導で窓口に歩みを進めた。都内在住の50代男性は「今年は家族でお金を出し合って270枚買いました。当たったら家を建て替えたいですね」と期待に胸をふくらませた。
また、同所で行われた発売開始イベントには先日、宝くじで100万円が当たったという女優でタレントの国生さゆり、「整いました!」のフレーズで流行語大賞にノミネートされたお笑いコンビのWコロンが登場し、同くじをアピールした。「年末ジャンボ宝くじ」の1枚の価格は300円。今年は2220億円(74ユニット、7億4000万枚)を発売する予定。