親子で盗み目的で結婚式場に侵入したとして、香川県警さぬき署は28日、同県さぬき市志度の石原栄子(67)、長男正則(46)、次男靖隆(42)のいずれも無職の3容疑者を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。
同署によると、3人は同居しており、「年金暮らしで生活が苦しかった」と容疑を認めている。
発表によると、3人は28日午前2時30分頃、自宅近くの結婚式場の事務所に侵入した疑い。栄子容疑者は以前にこの式場で働いていたといい、3人は「この1年で数十回、式場に盗みに入った」と話している。
式場では1年半ほど前から現金や果物、菓子、ビールなどが相次いでなくなり、式場運営会社の社長(61)が28日、鍵をかけずに待ち構えていたところ、3人を見つけたという。