[kjtimes=キム・ボムネ記者] 蔚山地裁第1刑事単独キム・ナクヒョン判事は28日、収賄・背任容疑で起訴された韓国水力原子力地域原子力本部長シン某(54)氏に懲役5年、罰金5000万ウォン、追徴金1億800万ウォンを宣告した。
シン氏は2008年、部下から人事平定に良い評価を与えたり納品業者から接待や接待、金品を受け取ったことを黙認するなどの便宜を見てくれという請託と共に300万ウォンずつ、2010年11月まで14回に渡ってすべて8500万ウォンを受け取った疑いで起訴された。
シン氏はまた、2010年6月の整備役務を引き受けた納品業者の代表から、今後の契約の締結と監督の過程で様々な便宜を見てくれという請託と共に300万ウォンを受け取った容疑を受けている。
シン氏は2011年2月には納品業者を運営する部下から6回にわたって2000万ウォンを受け取った疑いも受けている。
キム判事は判決文で、"公正かつ清廉な姿勢で原子力発電の設備を管理する被告人がその本分を忘却した"とし、"これを原因に原発に対する国民の不安が顕著に増加したと同様、原発設備管理業務に著しい不良が生じた"と明らかにした。