韓国の人口は前年比20万人増の4850万人で、世界26位を記録した。しかし、合計特殊出生率は最低水準の1.24人で、世界平均(2.52人)の半分にも満たないため、2050年には人口が4407万人に減少すると見込まれた。
報告書によると、世界人口1位は13億5414万人の中国で、インド(12億1446万人)、米国(3億1760万人)、インドネシア(2億3250万人)、ブラジル(1億9540万人)が続いた。人口20万人のサモア、バヌアツなどは人口が最も少なかった。
また、2030年にはインドの人口が14億8459万人で、中国(14億6246万人)を上回り、世界1位の人口大国になると予想された。
過去5年間の資料を基盤に推定した平均合計特殊出生率は2.52人で、昨年より0.02人減ったが、先進国が1.65人、開発途上国が2.67人、低開発国が4.23人と、貧しい国ほど高かった。韓国は、香港(1.01人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(1.22人)に次いで3番目に低かった。
全世界平均寿命は男性66.1歳、女性70.5歳を記録した。最長寿国は、男性がアイスランド(80.8歳)、女性は日本(86.6歳)だった。最短命国は男女ともにアフガニスタンで、男性が44.7歳、女性が44.6歳だった。
韓国の平均寿命は、男性が76.4歳で31位、女性が82.9歳で17位を記録した。北朝鮮は男性が65.5歳(118位)、女性が69.7歳(125位)だった。また、1000人当たりの乳幼児死亡率は、韓国が4人で7位、北朝鮮は47人で51位だった。
聯合ニュース