[kjtimes=キム・ボムネ記者] 基準値を超えた発癌物質(ベンゾピレン)が含有された原料を使ったラーメンと調味料を自主回収決定が下された。
食品医薬品安全庁は、ベンゾピレン基準を超過したかつおぶし(かつお節)を入れたラーメン類と調味料製品のうち、一次で4社9製品の回収を決定したと明らかにした。
食品医薬品安全庁は、ベンゾピレン検出量が人体に有害なレベルではないので自主回収の形式で決定したと説明した。
回収対象の製品は、"辛くてぴりぴりするたぬきラーメン" "まろやかなたぬきラーメン" "えびタン大きいラーメン" "生生うどんフレーク" "鮮やかうどんフレーク"、 "鮮やかうどん" "辛くてぴりぴりするたぬきラーメンマルチパック"など農心製品6種、ドンウォンホームフード、ドンウォンうどん味、ミンフードシステムかまぼこの味調味、華美製糖かつおだしなど9種である。
回収対象は、不適合原料として生産した636万個のうち、賞味期限が過ぎていない564万だが、製造後相当期間が経過しているほとんどの消費されたと推定される。
先に食品医薬品安全庁が不適合かつおぶしを供給された9つの企業から30個のスープ製品を分析した結果、20件の1.2〜4.7ppb濃度のベンゾピレンが検出された。
食品医薬品安全庁は、これらのスープが使用されている4社の9つの製品名を確認し、この日の自主回収を決定した。
ベンゾピレンが検出された残りのスープ11件については、完成品メーカーで製品名を確認する作業が進行中だ。
食品医薬品安全庁は、製品名を確認した後回収対象を追加で発表する予定で回収対象は、大きく増えるものと見られる。
食品医薬品安全庁はまた、不適合原料として製品を製造した9社について行政処分(是正命令)を行う計画だ。
食品医薬品安全庁は今回のことをきっかけに▲会社の自己品質管理を強化▲薫製過程でベンジョピレン減少研究▲食品医薬品安全庁業務処理指針の改善などを推進し、完成品にベンジョピレン基準を新設する法案を検討することにした。