覚せい剤取締法違反の罪で執行猶予中の元女優、酒井法子さん(39)の自叙伝『贖罪』(朝日新聞出版/3日発売)が初週1万5千部を売上げ、最新12/13付オリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門27位に初登場、タレント本部門では首位を獲得した。発売に伴って出版元の週刊朝日編集部には、6日頃から読者の手紙が届きはじめ「特に女性から『頑張ってください』などと、励ましの言葉が多く届いています」(担当者)と反響は上々という。
「贖罪」は、09年11月に覚せい剤取締法違反(使用・所持)で有罪判決を受け、執行猶予中の酒井さんが、自身の生い立ちから仕事、結婚、子育て、そして薬物使用や逮捕前後の心境などを語っている。出生からの秘蔵写真も収録。
発売に先立ち、11月30日発売の「週刊朝日」に事件後初のインタビューが掲載され、多くのメディアが取り上げるなど話題となっていた。
タレント本部門の2位はお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんの小説「マボロシの鳥」(新潮社)、3位はお笑い芸人、関暁夫さんの「S・セキルバーグ関暁夫の都市伝説3」(竹書房)だった。
kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com