22日、千葉県成田市の市立中学校内にて、男性教諭(50)が担任の2年生の男子生徒(14)の態度に腹を立て、胸ぐらをつかむなどして男子生徒に暴力ふるい、頭蓋骨折などの大けがを負わせていたことが分かった。
同市教委などによると、男性教諭は15日午後4時半頃、放課後教室にて、男子生徒の胸元をつかんで壁に背中を数回押しつけたうえ、足をかけて後ろに倒したという。
男子生徒は後頭部を強く打ち、同市内の病院で頭蓋骨の亀裂骨折、硬膜外血腫と診断され、19日まで入院した。
教諭は「感情的になってしまった」と話したが、16日から自宅謹慎となっている。19日夜の保護者集会で同教諭は、「自分自身の指導力がなかった」と謝罪。20日には全校集会で、校長が生徒に経緯を説明したという。
同校教頭は「生徒に大けがを負わせてしまい大変申し訳ない。再発防止に努めたい」と話した。