タレントの優香(30)が8日、東京・赤坂サカスで行われた性暴力・DV相談電話「パープルダイヤル」のPRイベントに登場した。
パープルダイヤルとは内閣府による、配偶者などからの性暴力やDV(ドメスティックバイオレンス)に関する相談電話で、この日の午前10時から受け付けを開始した。合図と共に点灯スイッチが押されると、高さ10メートルのツリーは、キャンペーンのイメージカラーである紫にライトアップされた。
巨大ツリーに紫の美しい光をともした優香は「言葉の暴力やメールを見られることもDV。悩んでいる人はひとりぼっちと感じてしまうと思うけど、(CMで)私を見かけたら電話してください」と笑顔で訴えた。
日本内閣府の調査によると、20歳以上の女性のうち、配偶者から何度も暴力を受けたことがある人は10.8%、異性から無理やり性交されたことがある人は7.3%に上り、そのうち半数以上が被害を誰にも相談できないでいるという。パープルダイヤル(0120-941-826)では男性からの相談、匿名での相談、外国語(6ヶ国語)による相談にも対応する。
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