韓国駐台湾代表部(大使館に相当)の統計では、2010年に台湾でMOD(マルチメディア・オン・デマンド)も含めた韓国ドラマの放送数は162作品。今年も上半期だけですでに120作品が放送されており、どのチャンネルでも韓流ドラマが放送されている。韓国の具良根・駐台湾代表は台湾での韓流ブームについて「台湾こそ韓流の発信地」と評した。
具代表は、韓国政府はTVドラマや映画産業に対して特に支援をしていないことを明かした上で、その人気の理由について、「韓国では競争の激しい制作環境にあるため、作品の質を重視する必要があるためだろう」と語った。