民族最大の名節、秋夕(中秋節、今年は12日)を控え、「3000万人の民族大移動」が始まる。今年の連休は例年より短い4日間。9日午前から各交通機関が混雑し始めた。
ソウル駅にはこの日早朝から帰省客でにぎわっていた。コレール(韓国鉄道公社)関係者は「午後からの列車は事実上、売り切れ状態。午後から混雑が予想される」と話した。
空の便はこの日午前から混み始めた。大韓航空とアシアナ航空によると、国内各地に向かう便はほぼ売り切れ状態だ。10、11日の国内線のチケットは完売で、12、13日はソウルに戻る便がほぼ満席だ。韓国空港公社はこの日、金浦空港を出発する国内線利用客が2万8436人に達すると予想した。
ソウル市江南区の高速バスターミナルは比較的に空いている状況だ。ただ、関係者によると、午後から臨時車両が投入されるほか、明日は大混雑が予想されるという。
高速道路では午前10時現在、10万2000台の車両がソウルを出発しており、次第に交通量が増加している。韓国道路公社はこの日だけで40万台がソウルを出るとみている。
一方、国土海洋部は今回の秋夕連休に全国で2930万人が移動すると予想した。帰省ラッシュは11日午前、Uターンラッシュは12日午後にピークを迎えるとした。
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