ドラマ「冬のソナタ」のロケに使われ人気観光地となった江原道春川市の南怡島で1日、日本人観光客200人余りが韓国の主婦たちとともに「愛のキムチ漬け」イベントに参加した。1000株の白菜でキムチを漬け、漬けたキムチは春川地域の福祉施設に贈られた。
このイベントは韓国観光公社、江原道、春川市が日本の韓流観光ブームを再び盛り上げようと企画したもので、2007年から毎年開催されている。
この日参加した日本人観光客らは、地元婦人会などのボランティアに助けられながらキムチを漬けた。一般的な観光旅行では味わえない体験に、終始笑顔が絶えなかった。
参加した女性は、初めてのキムチ作りに苦労し、おいしくできたが辛すぎたと笑った。また別の女性も、韓国の伝統の味、キムチを漬けたのはこれが初めてで、一味違った体験ができたと満足げだ。自分たちが漬けたキムチが恵まれない人の助けになるというのも、有意義なイベントだと評した。
春川市の観光担当者によると、南怡島には毎年200万人の観光客が訪れるという。外国人観光客の訪問が地元の観光活性化に大いに役立っており、今後もさまざまな観光プログラムを開発していきたいと話した。
聯合ニュース