国際体操連盟は、北朝鮮の女子選手が年齢を偽って国際大会に出場したとして、この選手と北朝鮮体操連盟を2年間の資格停止処分にした。北朝鮮の体操選手は、今月12日に開幕する広州アジア大会には出場できない見通しだ。
国際体操連盟によると、年齢を偽って大会に出場していたのは、3年前の世界選手権、種目別の跳馬で銀メダルを獲得したホン・スジョン選手。調査の結果、2003年から今年までに、過去3回の国際大会で年齢を偽って出場していたことが明らかになった。
国際体操連盟は、ホン選手と北朝鮮体操連盟を再来年の10月5日まで2年間の資格停止処分とし、このため、北朝鮮の体操選手は、今月12日に開幕する広州アジア大会には出場はできない見通しだ。また、この処分に対して、北朝鮮は21日以内に不服を訴えることもできるが、処分が確定すれば2年後のロンドンオリンピックにも出場できなくなる。