指定暴力団山口組ナンバー2で、傘下の弘道会会長高山清司容疑者(63)が土木建設業者から4000万円を脅し取ったとされる事件で、京都府警は18日、恐喝容疑で高山容疑者を逮捕した。
捜査関係者によると、高山容疑者は2005年から06年の間、山口組系淡海一家(大津市)総長らと共謀。京都市内の土木業者の男性にみかじめ料を要求し、計4000万円を脅し取った疑いが持たれている。
山口組は全国の暴力団構成員と準構成員の半数近くを占める日本最大の暴力団組織。弘道会はその中核組織で、警察庁は昨年9月から取り締まりを強化している。