知識経済部のR&D(研究開発)戦略企画団は27日、主力産業の競争力強化と次世代の新産業基盤構築に向け、5年内に開発が可能な5分野を育成する「未来産業の先導技術開発事業」を発表。 育成分野は▼次世代電気自動車基盤のグリーン輸送システム▼IT(情報技術)融合・複合機器用の中核システム半導体▼コリアエネルギーグリッド▼高効率の大面積薄膜太陽電池▼天然物素材の新薬――の5課題。 知識経済部は向こう3年間、これら5分野に、政府と民間が50%ずつ投資する方式で総額7000億ウォン(約506億円)を投じる計画だ。5つの課題がすべて成功すれば、2020年にはこれら市場の売上高が総額105兆ウォンに達すると予想。 分野別では、次世代電気自動車については自動車およびバッテリーの中核技術を開発し、これを基に世界最高水準のグリーン輸送システムを開発する計画だ。電気自動車分野の直接的な売上高は、2020年ベースで40兆ウォンと見込まれている。 売上高19兆ウォンと予想されるシステム半導体は、第4世代(4G)移動通信用の中核半導体商用化を目標に、2015年までに4G携帯電話の世界市場でシェア40%を達成する方針だ。 エネルギー分野ではスマートグリッド(次世代送電網)と最終エネルギー使用技術などを組み合わせ、建物などのエネルギー効率を総合的に向上させる「K-MEG(Korea Micro Energy Gr
韓国銀行は28日、ことしの韓国の経常収支の黒字額が300億ドルに拡大する可能性があるとの見通しを示した。 イ・ヨンボク国際収支チーム長は9月の経常収支動向を説明しながら「年末まで黒字が続くと予想され、この勢いならことしの経常黒字額が300億ドルを超えると見込まれる」と述べた。10月も40億ドル前後の経常黒字が予想され、11月と12月にどうなるかを慎重に見極める必要があるものの、ことし1年間の黒字額は大幅に拡大する可能性があるとの見方を示した。
グーグルが提供する翻訳サイトで、「大韓民国」を韓国語から日本語に翻訳すると、その結果は「大韓民国」でも「韓国」でもなく、なんと「日本」となることが明らかとなった。 また、「大韓民国は大韓民国の領土」を翻訳すると、「日本は大韓民国の領土」と翻訳され、ネットユーザーらはこのような誤りがあるのはあきれるという反応を示した。 これに対してグーグルコリアは、現在正確な原因を把握して修正措置を取っているという。「グーグル翻訳機はウェブ上の文書を比較しながら機械が翻訳結果を生成するシステムであり、その過程で誤りが起きたようだ」と釈明。
韓国で19歳の女性がエイズ(HIV)に感染した事実を知りながらもインターネットのチャットなどを通じ、20人以上の男性と性関係を持ったことが女性の父親からの申告で明らかとなり、衝撃を与えた。 釜山の海雲台警察署は26日、同女性を後天性免疫欠乏症予防法違反などの容疑で拘束令状を請求した。警察は女性と性関係を持った男性3人を売春斡旋の疑いで不拘束立件し、女性と性接触をした20人余りの男性を対象に捜査を拡大。 女性が自分と性関係を持った男性らが避妊道具の使用を拒否したと陳述していることから、女性と性接触した男性らがエイズに感染された可能性が高いと推定。 韓国では、エイズ感染者に対して医療機関で一定期間の簡単な診療後に管轄の保健所で住居事実を確認するだけで、エイズ伝播の予防および管理対策がないという。今回の事件でエイズ感染者の管理に対する大きな問題点が現れた。
韓国の家電メーカーLGの3つの製品がアジアを代表するブランドに関する調査で1位を獲得。 「アジアパシフィックトップ1000ブランド」の家電部門でLG電子の冷蔵庫、洗濯機、エアコンの3製品が一位に登場。同調査は、リサーチ会社TNSとメディア、マーケティングなどを扱うアジアの専門誌『メディア』が行ったもの。 毎年日、中、韓、豪などアジアの主要10カ国の顧客を対象にアジアを代表するトップブランドを選定。LG電子の冷蔵庫と洗濯機は3年連続1位で、2位はサムスン電子、パナソニックは3位となった。 一方、エアコンは2年連続1位。同メディアは「アジアの先頭走者だった日本の企業を押し出した」と報道。ダイキンやパナソニック、日立など日本企業が2位から4位を記録。特に、家庭用エアコン市場のシェア1位となったことは大きい意味をもつと伝えた。 この結果、韓国メディアはLG電子の現地のニーズに合った製品開発とマーケティング戦略が効果をあげたと分析。LG電子アジア地域のナム・ヨンウ本部長は「LGブランドはすでにアジア市場のプレミアムブランドとして定着した」との見解。
今年のW杯南アフリカ大会で、ドイツ戦と決勝戦の8試合の勝敗予想をすべて的中させ、人気者となったタコのパウル君がドイツの水族館で死んだ。このニュースに前アルゼンチン前監督のディエゴ・マラドーがツイッター上で、過激につぶやいた。準決勝で敗退するとの予言が的中したドイツ国内では、「食ってしまえ!」との過激な声も上がり、水族館は警備を強化していたが、マラドーナ氏もパウル君への“恨み”は根深いようだ。パウル君の死が伝えられると即座に自身のツイッターに「この予言タコ野郎、俺はお前が死んでうれしいよ。W杯で負けたのはお前のせいだ!」と書き込んだという。 アルゼンチンは準決勝でドイツに0-4の完敗。もちろん、この試合もパウル君がドイツの勝利を予言。 26日早朝に出勤したスタッフが死んでいるのを発見。パウル君はすでに2歳になることから、死因は「老衰」と見られる。同水族館は、追悼の方法が決まるまでパウル君の死体を低温で保存しで、敷地内に小さな墓を作ることも考えているそうだ。
歌手で俳優のリュ・シウォンさん(38)が、26日午後にソウル市内のホテルで挙式した。お相手は舞踊を専攻した9歳年下の女性。来年春には第一子が誕生する予定だ。 式は非公開で行われ、幼なじみの歌手キム・ウォンジュンさんが司会を務めた。キム・ジンピョさん、TUBEのボーカル・前田亘輝さんらが歌を贈った。 ことしデビュー16年を迎えたリュさんは、俳優、歌手、MCなど幅広く活躍している。2004年に日本デビューし、全国ツアーチケットが5年連続で完売を記録するなど、韓流スターとして人気を博している。 聯合ニュース
「2022年サッカー・ワールドカップ(W杯)韓国大会」の夢は現実になるか!?12月2日、スイス・チューリヒで決定する。 W杯22年大会の開催地をめぐり韓国、日本、カタールのアジア3カ国に、米国、オーストラリアを加えた5カ国が激しい招致合戦を繰り広げている。 韓国は最終的な支持獲得に向け、終盤の追い込みを急ピッチで進めており、 決定権を持つ理事たちと水面下で接触をし、韓国への投票を訴えている。 今月22日に再び出国した鄭副会長は、アジア各国を訪問した後、スイス・チューリッヒに移動してFIFA理事会にも出席する予定だ。 サッカー界では、「韓国がW杯開催地に選ばれる確率は、50%ある」と予想。 最終投票まで残り、世界最大のスポーツ市場を有する米国との直接対決になる可能性が最も大きいとみている。
インドネシアのジャワ島中部で起きたムラピ山(2968メートル)の噴火による被害は拡大を続け、地元テの報道によると、27日午前(日本時間同)までに死者は25人に及んだ。周辺の広い範囲に火山灰が降り積もり、多くの住民が避難しているという。 火口から4キロの山腹では、地元の慣習で「ムラピ山の番人」を務めていた長老マリジャン氏の自宅が火砕流の直撃を受け、居合わせた村長や記者ら15人の遺体が見つかった。マリジャン氏は「山の怒り」を鎮める儀式をしていたとみられ、死亡した記者らは同氏を取材していた模様だ。
中国の上海市と浙江省杭州市を結ぶ高速鉄道が26日から運行を開始した。最高時速416・6キロ・メートルの「世界最速」記録を持つという最新鋭車両が初めて投入された。 中国鉄道省は時速500キロ・メートルの車両の開発に着手しており、鉄道網の高速化に力を注いでいる。 ただ、上海―杭州での最高速度は時速350キロ・メートルに抑えられ、約200キロ・メートルの区間を最短約45分で結ぶ。川崎重工業から技術供与を受けて高速鉄道車両の製造を始めた国有企業「中国南車」が生産している。国有企業の「中国南車」が、川崎重工業から技術提供を受け、生産を行っている。 一方で、時速500キロ・メートルの鉄道車両に関しては「車輪の空回りが多くなりエネルギー効率が悪い」との指摘もある。
ボン・ジュノ監督のヒット作「グエムル-漢江の怪物-」が世界ホラームービーのベスト10に選ばれた。 米国映画専門サイト、スクリンクレイブ(Screen Crave)は26日(現地時間)に「グエムル -漢江の怪物-」を含む世界のホラームービーベスト10(Ten Great Films for a Horror Movie Marathon)を選んだ。 「グエムル-漢江の怪物-」を怪獣映画に分類し、10の映画のうち5番目に言及。 スクリンクレイブは「グエムル-漢江の怪物-」はほかの偉大なホラームービーにもみられるが、環境問題や米国の海外駐屯問題などを友誼的に扱った作品」と評価。
26日、米アップルは「iPhone4」のホワイトモデルの発売を、来年春まで再び延期すると発表した。 アップルは6月にブラックモデルを発売したが、ホワイトモデルは生産面の困難に直面していた。同社はホワイトモデルを年内に発売する予定だったが、さらに延期する形となった。 アップルの関係者は「ホワイトモデルの発売を待っていた消費者には申し訳なく思う」と話したものの、具体的な発売再延期の理由は明らかにしなかった。
今年7月に来日した大韓航空機爆破事件(1987年)の実行犯、金賢姫・元北朝鮮工作員(48)の 来日経費が約1938万円だったことが明らかになった。 豪華プライベートジェットでの来日やヘリコプター遊覧といった「超VIP待遇」が 金額的に証明された。金元工作員でさえ「心の負担になった」と当惑。“大名旅行”では結局、拉致に関する新情報は引き出せず、 中井洽前拉致問題担当相による“訪日工作”は大失敗。 金元工作員は、7月20日から3泊4日の日程で来日した。韓国・仁川から、1時間68万円という運賃の 小型ジェットで羽田空港に到着。国賓にも使われる外務省管理の防弾ベンツSクラスに乗って 長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘へ移動し、2泊した。 その後、東京・調布飛行場からチャーターヘリに乗り換えて江の島やお台場、 東京スカイツリー上空を約40分間周遊し、帝国ホテルに宿泊。別会社の小型ジェット機で帰国した。 総額1938万円の内訳は、ジェットとヘリコプター代が1281万円。宿泊・懇談会などが302万6885円、記者会見関係230万2650円、車両関係109万8097円、 その他が14万2885円。経費は、内閣官房予算から支出されたという。 ただ、来日中に金元工作員の記者会見は開かれなかったため、なぜ「記者会見関係」で230万円もの 出費が計上されているのかは謎だ。 金元工作員は帰国後、「厚遇は
コンドームを女性に投げ付けたとして、警視庁小金井署は暴行容疑で、東京都昭島市緑町、塗装作業員今井康貴容疑者(42)を逮捕した。 同署によると、昨年8月ごろから、小金井市や日野市などで同様の被害が20件あまり発生しており、同容疑者が犯行とみて裏付けを進める。 今井容疑者は、「女性にぶつけて驚く様子に興奮した。約3年前から100件ぐらいやった」と容疑を認めている。 同署によると、同容疑者はトラックを運転し、すれ違いざまに女性に投げ付けたとされている。被害者の証言からトラックの特徴調べたところ、同容疑者が浮上し、体液のDNA型が今井容疑者と一致した。
27日午前、政府は沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国漁船が衝突した事件で、海保が撮影した映像を横路孝弘衆院議長に提出した。 提出を受けて横路議長は、国会内で衆院予算委の中井洽委員長と会談。横路議長はビデオの扱いについて「那覇地検の検事正からの要請」として、「調査中なので配慮が必要であり、見る人の範囲を含め、慎重に扱ってほしい」と話した。それに対し中井氏は「十分気を付ける」と答えた。 映像について自民党は、速やかな公開を要求した。一方、政府・民主党は日中関係への配慮から、映像の全面公開は見送る方針。同党は非公開の秘密会で予算委理事ら一部議員のみの視聴に限定することを検討しているという。 これに先立ち、仙谷由人官房長官は記者会見で、ビデオ提出に際して政府としての意見を添えたと説明。「菅直人首相はビデオを見たのか」との質問に対し、仙谷長官は「提出後、(記者の)皆さん方や国会で質問があった時に答えたい」と明言を避けた。