[kjtimes=キム・ボムネ記者] 不況にもかかわらず、コンビニ業界が二桁の売上の伸び率を記録している。上半期に"マイナス"の成長をやっと免れたデパート、大型スーパーとは対照的な姿である。
3日コンビニ業界によると、国内の主要コンビニエンスストアの上半期の売上高は前年同期比20%ほど増えた。前年同期に比べ売上高の増加率を企業別にみるとセブン-イレブンが22.6%で最も高く、CU(旧ファミリーマート)20.3%、GS2519.3%などの順だった。
昨年上半期の売上高増加率(CU21.6%·セブン-イレブン22.8%·GS2523.1%)と比べても不況の影を全く見られない。
業界は、不況が小容量生活必需品を主に販売しているコンビニには大きな影響を与えていないと分析している。消費者は不況が襲えば、デパートや大手スーパーの買い物を控える代わりに、食品など生活必需品を近くの小売店で少しずつ購入する傾向が見えるからだ。ここに1人世帯が増えている点もコンビニの売上に一役買った。
詳細項目別では、上半期お弁当、簡単に定食などの食事の代用品の販売が大幅に増えた。セブン-イレブンでお弁当の販売は84.4%、インスタント麺類64.5%、インスタントスープ50.3%、それぞれ増加した。CUもお弁当の売上高は24.6%、ラーメン20.6%、それぞれ増加した。
飲料の販売も大幅に増えた。暑さが例年より早く尋ねて来た上、降雨日数が例年よりも少なかったからだ。エネルギー飲料ブームに乗っての機能性飲料の販売も増えてCUの場合24.9%、セブン-イレブン43.5%増加した。