[kjtimes=キム・ボムネ記者] 多国籍企業であるデュポン社がコーロンを相手に出したセルジュ関連特殊繊維の販売禁止訴訟で勝訴した。
30日(現地時間)、ブルームバーグによると、米国バージニア州地方裁判所はコーロンがデュポンのケブラー繊維技術を利用して作成された防弾服用合成繊維の販売禁止訴訟でデュポンの手をあげた。
コーロンは昨年デュポンのケブラー繊維技術を抜き出し合成繊維を作ったという理由で、米国の裁判所から9億1900万ドルをデュポンに支給するよう判決を受けたことがある。これコーロンはデュポンを相手にケブラー繊維の独占禁止訴訟を提起している。
今回の決定で、コーロンは、今後20年間の関連製品の生産と使用、広告、販売など一切の営業行為が許されない。
デュポンスポークスマンは、"今回の決定は、コーロンをはじめとする競合他社に私たちの技術を抜き出し製品化することは絶対に容認できないという明確なメッセージを伝達した"と話した。