[kjtimes=キム・ヒョンジン記者] 慶尚北道亀尾佛山ガス漏れ事故現場が特別災難地域に宣布された。事故発生12日ぶりのことだ。
8日、政府は世宗路中央庁舍でイム・ジョンリョン国務総理室長主宰で開かれた関係部署の次官会議で、グミ不酸ガス漏れ事故現場を特別災難地域に宣布することを決定した。
去る5〜7日間、政府が合同調査を実施した結果、不酸ガス漏れによる被害が知られているよりも大きいものと推定されることによって被害が発生し、地方自治体の行政・財政能力以上の災難に見て収拾が困難と判断し、中央政府レベルで特別災難地域に宣布したと伝えられている。
これに伴い、農林水産食品部と知識経済部、雇用労働部、消防防災省など、各省庁で支援基準を設けて早急な時期に自治体と一緒に2次調査を実施する予定である。
だけでなく、同様の事故を防止するために、10月中に環境省と雇用部、知識経済部、防災庁など政府合同危険物質を取り扱う企業のための特別点検を実施し、有害化学物質などの危険物質管理システム全般に対する制度改善方案を用意する計画である。
また、環境省と医学、および各界の専門家、そしてその地域の関係者が一緒に共同調査団に参加して、住民の健康影響調査を実施し、特殊化学分析の車両も増大することにした。農作物の汚染かどうかも判断して食用に使うことができない農作物は全量廃棄される。
一方、今回の不酸ガス漏れ事故で、現在まで地域住民3000人以上が治療を受けており、企業の損失規模も177億ウォンと推定された。
グミ市が11日までに集計した不酸ガス漏れ事故の人命被害は死亡5人に入院7人、そして治療患者3178名である。また、グミ国家産業団地77社の企業は、177億1000万ウォンの被害を申告した。
また、43社の企業が操業停止と一時休業に18億3000万ウォンの営業損失を追加でお届けした。車も1126台の被害を被り、林野や農作物もそれぞれ67.7haと212haの被害申告が受付された。
専門家らは "農作物と水源汚染などの被害が拡大する兆しを見せており、今後、地域住民や企業などの被害規模が大きくなるものと見られる"とし、 "洛東江の汚染を通じた3次被害への懸念も高い"と展望した。