朝鮮日報によると21日、北朝鮮が過去2回に渡り核実験をした咸鏡北道、吉州郡、豊渓里、一帯で3回目の核実験の準備を進めている兆候を米国の偵察衛星などがとらえたと報じた。
報道によると豊渓里一帯では車両や人の動きが活発化し、2度の地下核実験で崩壊した坑道を復旧する動きもあるという。
同紙はまた、韓国政府関係者の発言として、「すぐに核実験を実施するのではなく(準備には)3カ月程度の時間がかかるとだろう」と伝え、米国や韓国に関係正常化や支援の交渉開始を迫るための動きではないかとの韓国側の見方を紹介した。
北朝鮮は以前にも06年10月と09年5月に地下核実験を実施している。