日本プロ野球オリックス・バファローズに入団した李承ヨプ(イ・スンヨプ)内野手が10日、ソウル市内のホテルで入団会見を行い、来季は本塁打30本以上、100打点を上げ、復活を果たしたいと宣言した。
李は今季限りで読売ジャイアンツを退団。先ごろオリックスと入団契約を交わした。「機会を与えてくださったオリックスに感謝している。選択は間違っていなかったということをお見せしたい」と、来季への意欲を燃やした。5年間プレーしたジャイアンツへの感謝を述べながらも、自身を2軍に置いていたことは判断ミスだったということを体で証明したいと語った。
入団会見には、村山良雄球団本部長、ロバートソン顧問が同席した。韓国野球の看板スター選手への礼遇として韓国で会見し、「韓流大砲」への期待感を示した。
村山本部長は、韓国を代表する選手の入団は大変喜ばしく、李は説明が必要のないすばらしい選手だと絶賛。李の野球に対する情熱や人間性に引かれ契約したと話した。また、本拠地の大阪まで、韓国からは飛行機で1時間30分ほどと近く、多くの韓国のファンに李の活躍を応援しに来てほしいとアピールした。
会見のため米国から駆けつけたというロバートソン顧問は、李の自由契約が公示されたとき、必ず獲得するよう実務者に指示したと明かした。来季は最高の活躍を見せてくれると100%確信していると、信頼を寄せた。
2004年に千葉ロッテに入団し日本球界入りした李は、2006年にジャイアンツに移籍。今季まで7年通算打率2割6分7厘、本塁打144本、388打点を記録した。ジャイアンツでは4年間で30億円という高額契約も手にしたが、左手親指の相次ぐ手術などでスランプに。今季は出場機会を得られず、打率1割6分3厘、本塁打5本、打点11という最悪の成績に終わった。オリックスとの契約は1年間、年俸1億5000万円。新天地での復活を狙う。
聯合ニュース
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