李明博(イ・ミョンバク)大統領は22日、青瓦台(大統領府)で世界銀行のゼーリック総裁と会談し、来月ソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の成功に向けた協力などについて協議した。
青瓦台によると、李大統領はこの席で、サミット主要議題のひとつとなっている開発問題が、開発途上国の貧困をなくし、持続可能で均衡ある世界経済の成長に向けた需要創出において重用だと強調した。開発議題を具体化する過程での世界銀行の努力を高く評価し、こうした課題の重要性を世界に伝えてほしいと述べた。
これに対しゼーリック総裁は、サミットで開発問題の実質的な成果が得られるよう議長国の韓国と緊密に協議するとともに、サミット以降もさまざまな分野で協力を強化する考えを示した。
ゼーリック総裁は同日に慶尚北道・慶州で開幕するG20財務相・中央銀行総裁会議に出席する予定だ。
聯合ニュース