タレント、大桃美代子(45)の元夫で、タレント、麻木久仁子(48)との再婚、破局が発覚したAPF通信社代表の山路徹氏(49)が26日、都内で会見した。
先日、大桃と麻木は両者とも会見でそれぞれの思いを話しているが、その内容が異なったことについては、「それぞれが正しい。悪いのは私」と謝罪。麻木との交際開始時に、大桃とはまだ同居していたと説明した。また麻木と再婚した際に婿入りし、麻木の本名の「松本」姓になっていたことが発覚。麻木とは同居せず、長女にも会ったことがないなど、謎の結婚生活が次々と明らかになった。
麻木とは十数年前から報道番組などで仕事をする仲だったが、「2人きりでは04年から一緒に食事をするようになった」と振り返った。03年6月に大桃と結婚して約1年後のこと。「ただそれを大桃さんに自分の言葉で伝えることができなかった。残酷な沈黙だった」。そのころの山路氏と大桃の夫婦関係について、麻木は「破綻していると聞いた」、大桃は「破綻していなかった」とそれぞれ会見で語ったが、山路氏は「どちらも正しい」と2人をかばった。
結局、大桃とは06年6月に離婚し、麻木と再婚。男女関係になった時期についての質問には、「それはプライベートな話。公共性はない」と明かさなかったが、婿入りしたという。麻木は前夫で作曲家の松本晃彦氏(47)の「松本」姓を用いており、山路氏は戸籍上「松本徹」になった。
離婚から4年以上が経過してから、大桃が不倫に気が付いたのは、この名前がきっかけだった。11月にミャンマーで不法入国容疑で拘束された際に「山路徹(本名・松本徹)」と新聞やテレビで広く報じられた。疑問に思った大桃がインターネットなどで調べていくうちに、麻木に行き着いたという。
婿入りした理由について、山路氏は「ひとつは、お子さんの問題。あとはプライベートなこと」と話すにとどめた。意味深な説明で、深い事情があったことをうかがわせた。名前を変えることで、何らかのメリットがあったとも考えられる。入籍後も同居はしておらず、麻木の長女(16)とも一度も会っていなかったという。「理由がある」。結婚生活は謎だらけだ。
離婚届は約1か月前に提出。マンションの家賃や車など金銭的援助は、麻木の個人事務所の代表を務めていたことから、その会社名義で行われていた。今後、返済について話し合っていくという。「ジャーナリストとして今回の騒動をどう伝えるか?」という問いに、山路氏は「僕は取材しないと思う」と肩を落とした。
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