M‐1生みの親で大会委員長を務める島田紳助(54)は26日、最後の大会を終え「たくさんのスターが育ってくれたと思う。納得できるものを作りたかった。今日は笑い飯だってみんな納得してくれて嬉しかった。10年間やってきてよかった。」と万感の思いを浮かべた。
この大会から多くのお笑いスターを輩出。年々視聴率も上がり、世間の注目度も高まっていた。若手芸人にとってM‐1で活躍することは大きな目標であり、夢だった。それだけに大会がなくなることで、「ショックだ」「夢がなくなった」「明日からどうすればいいのか」と苦情が多く寄せられたという。
M-1を終了させることになった根本的な理由には触れなかったが、「視聴率もいいし、何で止めるのかっていう声もあるが、1つの現象を起こしたものは、いつかは終わらせないといけない。一旦は止めるけど、また違う形で(やれれば)」と含みを持たせた。ただ若手の声は大きく心に響いたようで「夢をなくしたらあかんと思う」と今後の新展開も示唆していた。
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