札幌市が、プロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地札幌ドームの命名権を来年4月にも売却する方針であることが分かった。早ければ来年ン早々にも売却先の募集を始める方針。
市によると、福岡ドームの例を参考に、売却額は年間約5億円、契約期間は5年間を想定している。売却益は、今後20年間で約200億円掛かると見込まれるドームの改修費などに充てる方針だという。
札幌ドームは、市から指定管理者として委託を受けた「株式会社札幌ドーム」が管理。同社は、創業以来9年連続で黒字を確保していたものの、今年度は、日本ハムがクライマックスシリーズ進出を逃したことや、歌手の桑田佳祐さんがのライブ中止などが影響し、厳しい経営状況となっていた。