韓国銀行の金融通貨委員会は13日の定例会議で、政策金利を年3.00%で据え置くことを決めた。
金利据え置きは先月に続き2カ月目。韓国銀行は年2.75%だった政策金利を3月に年3.00%に引き上げた。
今月の金利据え置きは、消費者物価指数が年初から4カ月連続で4%台の高い上昇率を示しているものの、物価暴騰の勢いはピークに達し、下半期(7~12月)には上昇率が鈍化するとの判断に基づくとみられる。
また、先月末に発表された米国の1~3月期国内総生産(GDP)成長率が当初予想(2%)を下回る1.8%にとどまり、世界経済の回復が遅れるのではないかとの懸念も据え置きの要因として作用した。