鳩山由紀夫前首相は28日午前、国会内で開いた自身のグループ「政権公約を実現する会」の会合で、任期限りで引退せずに議員として活動していく考えを示した。
そのうえで「皆さんがこれからの日本を築いていく原動力であるので、私を使っていただいて共にしばらくの間、努力をしていきたい」と理解を求めた。
鳩山氏は、6月の首相辞任の際に衆院議員の任期限りで政界を引退すると表明していたが、7月に「地元などから、続投の要望もある」として事実上、撤回した。今月に入ってからも「国難の時に私だけ、 『はい、さようなら』というわけにはいかない」と述べた。