富士通テンは25日、業界初となる4か国語の地図表示や音声案内に対応したイクリプスの法人向けカーナビゲーションシステムを11月上旬より発売すると発表した。
同社は2010年秋、海外からの観光客の利便性向上とレンタカー会社のニーズに対応し、英語の地図表示と音声案内を実現したカーナビゲーションを発売。今回、従来の日本語・英語に加え、特にニーズの高まった中国語と韓国語にも対応することで、より利便性を高めた。
さらに、商店などの小規模な建物も地図上で確認できるよう、市街図には建物の形まで詳細に表示するためのデータを収録した。
今回発売するシステムは、ナビ本体イクリプス『AVN110MRC』に、多言語版、詳細図版と通常版の地図SD3種類から選択して使用する。
価格はいずれもオープン価格。