[日本語]金正恩氏の後見人、叔父の張成沢氏 改革開放か 正日路線継承か

北朝鮮の金正恩新体制の実権を握る叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏(65)の権力の源泉は、妻で金正日総書記の妹、金敬姫(ギョンヒ)氏(65)だ。大恋愛の末、故金日成主席の反対を押し切って結婚した2人だが、一方で不仲説も絶えない。張氏は中国式「改革開放」を目指すとみられている半面、金総書記の“イエスマン”にすぎず、強硬路線に出るとの分析もある。

 ◆大恋愛

 張氏は旧ソ連留学を経験したエリートとして知られる。張氏と敬姫氏は北朝鮮の最高学府、金日成総合大学時代に出会う。

 「2人が付き合っているとの噂がひそかに聞こえてきた」。当時、同大総長を務め、韓国への亡命の末、昨年死去した黄長ヨプ元朝鮮労働党書記が手記に詳しく描いている。

 金主席は激怒して黄氏に「2人の関係を絶て」と命じた。張氏は地方の大学に飛ばされたが、「あまりに性格がきつくて兄の正日も手に負えない」という敬姫氏は恋愛を貫き、結婚。張氏は「ロイヤルファミリー」入りを果たした。

 敬姫氏は金総書記唯一の実の兄妹。早くに母、金正淑(ジョンスク)氏を亡くし、継母の金聖愛(ソンエ)氏の元で育った兄妹の絆は非常に強く、金総書記の後ろ盾で夫の張氏の権勢も高まっていった。

 しかし、張氏はプレーボーイでも知られ、夫の不倫から夫婦の不仲の噂が絶えなかった。一方、敬姫氏は酒癖の悪いことで知られる。金総書記の専属料理人、藤本健二氏の著書によると、宴席での夫への態度はとげがあり、張氏を「チャン・ソンテク」と呼び捨てにし「ほら、もっと飲みなさい」と部下扱いした逸話を紹介。アルコールが原因の重病説も浮上した。

 それでも大方の情報筋は「2人の対立は、正恩体制の不安定化を意味し、2人が別れることはないだろう」とみている。

 ◆正男氏を支持

 「ユーモアのセンスに優れ、相手の気持ちに合わせられる」。韓国紙は張氏の性格について元同僚の脱北者の証言を紹介している。

 黄氏は、金総書記が酒席でいきなり張氏を殴りつけたのを目にした。「他の側近なら『自分は終わりだ』と感じるはずだが、張氏は私を見て笑った。自分の感情を押し殺せる男だ」と振り返っている。

 藤本氏は「慎重に行動し、金総書記から『早くしろ』と催促されても自分のペースを崩さなかった」とする一方、金総書記への従順ぶりも強調した。

 酒席では「偉大なる将軍様の前に整列」「将軍様に乾杯」と場を仕切り、金総書記が怒りを示したときは即座に謝罪し、歌を披露して場をおさめたという。

 張夫妻は、金総書記の妻の一人、故成恵琳(ソン・ヘリム)氏がモスクワで病気治療中に金総書記の長男、正男氏を預かった経験があり、正男氏を支持してきた。金総書記の意向で三男、正恩氏の後見人にはなったが、中国で暮らす正男氏との関係は途絶えていないとされる。

 ◆権力の源

 金総書記の“イエスマン”として地位を固めた張氏は、他にも権力の源泉を持つ。一つは、亡くなった2人の兄が軍の中核人物だったため、行政畑ながら軍にも影響力を保てたことだ。

 さらには、党行政部長として国家安全保衛部など、秘密警察を握っていることだ。党内人事を握ってきた李済剛(リ・ジェガン)党組織指導部第1副部長が昨年事故死するなど、張氏の昇格とともにライバルと目されてきた人物が相次ぎ不審死した。張氏の関与は不明だが、彼が秘密警察を使って自分に逆らう勢力の動きを未然につみ取る力を保持しているのは確かだ。

 張氏にとって最も大きいのは中国の存在だ。消息が途絶えるごとにひそかに訪中を重ね、中国の経済支援の約束を取り付けてきた。張氏の中国シフトを象徴しているのが、北朝鮮北東部の羅先(ラソン)特別市の港の使用権をロシアに加え、中国に与えたことだ。

 閉ざされた北朝鮮にとっては、“植民地化”ともとれる港の開放という経済政策に出たことから、中韓の研究者らの間では、中国式の「改革開放を目指すのではないか」との見方もある。ただ、張氏は新体制で独裁的権力を握っているわけではなく、軍長老の意向も反映しなければならない。

 張氏の政策に詳しい韓国の専門家は「彼は金総書記の意向に絶対逆らわない大いなるイエスマンとして今日の地位を築いてきた。独自の政策に転換するより、体制引き締めのため、対外的により強硬に出るのではないか」と分析している。









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