バクヨンホ釜山貯蓄銀行会長(62)が検察からの法定最高型の無期懲役を求刑した。朴会長は9兆ウォン台にのぼる金融不正を主導した疑いで拘束起訴された人物で、ソウル中央地方法院刑事合意24部(ヨムギチャン部長判事)の審理で開かれた結審公判で、朴会長にこのように求刑した。
検察が大規模な詐欺などを除いた純粋な経済金融不正事件被告人に無期懲役を求刑したのは司法史上初めて。
経済事件だが、単純な企業の不正が、銀行で組織的に広範囲な不正がジョジルロジョ国民セグムイン公的資金を無駄にすることはもちろん、庶民借り手に被害を与え、国家信用度にまで低下させるなど、深刻な社会的波紋を起こしたことを考慮し、法定チェゴヒョンを求刑したというのが検察の説明だ。
検察は先立って昨年11月、釜山(プサン)貯蓄銀行グループの捜査結果を発表し、違法な貸付の6兆315億ウォン(自己融資4兆5942億ウォン、不当融資1兆2282億ウォン、詐欺的不正取引2091億ウォン)、粉飾会計の3兆353ウォン、違法配当112億ウォンなど、計9兆780億ウォンにのぼる金融不正を犯した容疑で朴会長など計76人を起訴した。
一方、朴会長などに対する宣告公判は来月21日に開かれる予定だ。<KJtimes=イジフン記者>