広島県警安佐北署は3日、勤務先の校長の首を絞めるなどしてけがを負わせたとして、傷害容疑で県立広島特別支援学校教諭、立石文典容疑者(52)を逮捕した。同容疑者は調べ対し「首に手をかけただけ」と供述し、容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は2日正午ごろ、同校の校長室で校長(59)の首を絞めたり、腹をけるなどして軽傷を負わせたとしている。同署によると、勤務指導に従わないため校長が立石容疑者を呼び出し、職務に専念するよう注意促していたという。
同容疑者は、今年7月にも女性会社員宅に無断侵入し、住居侵入容疑で現行犯逮捕されており、その後不起訴処分になっている。
県教委教職員課は「誠に遺憾。事実を確認し厳正に対処したい」としている。