今こそモ・ガビの時代が開かれた。
SBS月火ドラマ"サラリーマンチョハンジ"で悪女演技の真髄を見せてくれる女優キム・ソヒョンを置いていうことである。まるで薄氷を歩くような一触即発の緊張感で劇を導いている。
去る20日放送の"サラリーマンチョハンジ"でモ・ガビは隠してきた野心と欲望に自分が補助していたジン・シファン(イ・ドクファ)会長を殺し、遺書まで操作するなど、天下グループトップの座を奪うために悪魔の本性を表わした。
その後、ジン会長の死に嗚咽しているベク・ヨチ(ジョン・リョウォン)を抱え込んでワニの涙を流すかと思えば、次期会長の座をめぐりもめているベク・ヨチとチェ・ハンウ(ジョン・ギョウン)の権力争いを静観して見ながら、操作した遺書ですべてを占めてするための万全の準備をするに至る。
特に、この日モ・ガビを演じるキム・ソヒョンの目つきと表情は、言葉どおり'名品'級だった。視線、口の小さな動きの一つ一つまでも殺気に近い毒素を抱いたキム・ソヒョンの演技に視聴者たちは驚愕した。
悪役は、悪口をたくさん食べれば食べるほど輝くと言った。ドラマの中の演技であることを知りながらもリアルなキム・ソヒョンの演技が視聴者たちの理性を惑わせるところまで至ったこと。
放送中にはポータルサイトのリアルタイム掲示板には"モ・ガビ"が上位に上がって、"モ・ガビの悪行は怖くて鳥肌立つ"、"本当に悪女演技の最高峰を見せてくれた。モ・ガビは嫌だけど演技力一つは、最高〜"など、視聴者の掲示板や各種SNSにはモ・ガビに向けた恨みと怒りを吐き出す、視聴者たちがあふれ出た。
臨時株主総会の席での投票で行われた次期会長の発表を控えた瞬間、モガビ側近の弁護士とホン先生が操作されたジン社長の遺書を持って現れ、さすがにモ・ガビの計略と策略が成功するかどうかに視聴者の関心が集中している。
"サラリーマンチョハンジ"の"台風の核"として浮上したモ・ガビ役のキム・ソヒョンの興亡盛衰は、今後もドラマの緊張感を高めさせてずっと続く展望だ。
<KJtimes=ユ・ビョンチョル記者>