沖縄県の尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突したときの状況を撮影したとみられる映像がインターネット上に流出したことに関連して、沖縄県の仲井真知事は、記者会見で「問題が平和的に解決されることを望んでいる」と述べた。
記者会見で沖縄県の仲井真知事は、映像に関連して「われわれ素人には、相手漁船が寄ってきてぶつかったというふうに見える。尖閣諸島はもともと沖縄の地番が付けられた地域で、領土問題はないと考えている」と述べた。そのうえで、仲井真知事は「ビデオの流出には『驚いている』としか言えない。必要な情報はきちんと管理されるべきで、どうしてこのような事態が起こったのか理解に苦しむ」と述べた。