数百億ウォン台の系列会社の資金を引き出して、個人の投資に使用した容疑で起訴されたチェ。テウォンSKグループ会長と弟のチェ・ジェウォン副会長が裁判に立つ。
ソウル中央地裁刑事合意21部(イ・ウォンボム部長判事)は2日午前10時、特定の経済犯罪の加重処罰法上の横領などの容疑で起訴されたチェ会長と弟のチェ・ジェウォン(49)SKグループ上級副社長などの初公判を開く。
この日の午前、チェ会長は、第一次公判を受けるために瑞草洞の法廷に入った。
裁判部はこの日、検察の公訴事実の説明と、チェ会長側の両方のステートメントなど、本格的に裁判を進めるための事前手続きを仕上げする方針だ。
チェ会長が直接に法廷に立つのは2005年以来7年ぶりである。当時、チェ会長はインサイダー取引と粉飾会計などの疑いで起訴され、懲役3年執行猶予5年を言い渡された。
今回の裁判では、チェ会長が会社の金を流出した経緯と動機などの法廷攻防が繰り広げられると予想される。
検察によると、チェ会長は、2008年10月ベネックスインベストメントに投資された関連会社のお金497億ウォンを示す投資のために隠して、2010年までの5年間の役員のボーナスを一部取り戻すように139億ウォンを隠匿するなど、636億ウォンを横領した疑いを受けている。
弟のチェ副会長は、497億ウォンなど、二度にかけて取り出したベネックスの系列会社の資金992億ウォン、2008年に貯蓄銀行で950億ウォンの融資受けながら担保として渡したベネックス資金750億ウォンなど1742億ウォンの会社の金を横領した疑いを受けている。
チェ副会長はさらに、2010年5月ベネックス投資金で、自分のIFG車名株式会社6500あまりの株を適正価の8倍の230億ウォンで買収するようにして、201億ウォン相当を背任した疑いも受けている。
<kjtimes=キム・ボムネ記者>