[kjtimes=ギョン・ジェス記者] 現代・KIA自動車がトヨタ、ホンダなどの伝統的な低燃費の自動車メーカーを抜いて最優秀の新環境(ECO)ブランドになった。
現代・キア自動車は7日(現地時間)、"米国の環境保護庁(EPA)が発表した"自動車の技術、二酸化炭素の排出、燃費の動向報告書"で、現代・KIA自動車が2010年型モデルを基準に、企業平均の燃費と二酸化炭素の排出量の部門で最優秀ブランドに選ばれた"と述べた。
米国の環境保護庁は、毎年、各自動車メーカーのモデルの燃費と二酸化炭素の排出量を調査して分析し、米国自動車産業の環境動向をレポートとして発表している。
今回の発表で現代車とKIA車は2010年型モデルを基準に27.0mpg(換算11.5km/ℓ)の企業平均の燃費を記録して、25.4mpg(換算10.8km /ℓ)を記録したトヨタを抜いて最高燃費企業になった。
また、二酸化炭素の排出量でも、現代車とKIA車はそれぞれ329g/mile、330g/mileを記録し、350g/mileを記録したトヨタと357g/mileを記録したホンダなどを抜いて、最優秀の環境にやさしいブランドに成長した。
特に、今回の結果で、現代・KIA自動車は米国政府が徐々に環境規制を強化している中で、世界の自動車メーカーが最も熾烈な競争をしている米国の自動車市場での環境リーダーとして浮上した。
さらにエンジンのダウンサイジング、軽量化、エコカー開発など、現代・KIA自動車が継続的に強化している環境に配慮した技術力を強化する努力が実を結んでおり、また、世界的に認められるきっかけとなった。
米国政府は2010年、2016年型モデルまで、各企業の平均燃費(CAFE、Corporate Average Fuel Economy)を34.1mpg(換算14.5km /ℓ)、二酸化炭素の排出量を250g/mileに削減する新燃費の規制を発表した。
このうち現代・KIA自動車は、将来の競争力の強化と持続的な成長発展のための基盤として、競合社と差別化された低燃費、エコカーの開発への投資を強化している。
また、高温に加熱した素材をプレス成形と同時に急速冷却させて、強度を高めたハトステムピン工法を適用するなど、高張力鋼板の適用比率を高め、主要部品に比べ、軽量で耐久性は強化された材料を適用するなど、車両の軽量化により、燃費を向上させている。
このほかにも電気自動車、水素燃料電池車など、さまざまな環境対応車の開発にも拍車をかけている。現代・KIA自は昨年、国内市場と米国市場への独自のパラレル式ハイブリッドシステムを適用したソナタ・ハイブリッドとK5ハイブリッドを披露して親環境の車市場攻略に本格的に乗り出した。
だけでなく、ブルーオン、レイEVなど、純粋な電気車を相次いでお目見えしたのに続き、2014年からは、準中型電気自動車を披露する予定であり、水素燃料電池車の分野では、実証事業を通じ、2015年の量産体制の構築に努めている。
現代・KIA車の関係者は"全世界的な原油高で自動車メーカーが高燃焼飛車に対する消費者の関心がいつよりも高まっている"とし、"現代・KIA自動車は、今後も環境対応車の開発、エンジンのダウンサイジング、車体軽量化などを通じて持続的に燃費を向上させていくこと "と明らかにした。