ソウルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット、11~12日)開幕3日前の8日から、仁川、金浦、金海、清州、済州の5空港の航空保安等級が最高レベルの「深刻」に格上げされる。国土海洋部が7日に明らかにした。
主要空港の保安等級が「深刻」に格上げされるのは初めて。平時の保安等級は国家航空保安偶発計画に基づき、平時(Green)、関心(Blue)、注意(Yellow)、警戒(Orange)、深刻(Red)の5段階に分類される。
「深刻」の段階では、乗客のボディチェックと手荷物開封検査を全体の50%で実施し、委託手荷物も全体の30%を開封検査するなど、「警戒」よりも22の保安措置が追加される。
仁川空港公社は、保安等級の格上げに伴い、搭乗手続きに時間がかかるため、余裕を持って空港に到着するよう利用客に呼びかけている。