ビジネスサミット開幕を翌日に控えた9日、会場となるソウル市内のホテルには警護安全統制団の警備担当者ら集中的に配置され、最終点検を行っている。ビジネスサミット期間の10~11日は、ホテルと周辺地域が統制され、検問が強化される。
ビジネスサミット組織委員会は、参加者の座席や動線を最終確認し、出席者に配布する資料から会場の設備まで確認作業をすべて完了した。参加者が宿泊する客室やレストラン、便宜施設も完ぺきに準備が整ったという。
サミット会場には500席規模のメディアセンターが設けられ、世界500社余りの報道陣を迎えている。組織委は参加者や報道陣を合わせ、1500人余りが会場を訪れると見込んでいる。
海外からの参加者は、専用機などで大半がこの日に入国する。金融部門では、ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマン会長、HSBCのスティーブン・グリーン会長、スタンダードチャータード銀行のピーター・サンズ会長、シティーグループのビグラム・パンディットCEO、VISAカードのジョセフ・サンダース会長、野村ホールディングスの渡部賢一社長、製造・エネルギー部門からは、アルセロール・ミタルのラクシュミ・ミタル会長、クアルコムのポール・ジェイコブス会長、ネスレのピーター・ブラベック会長らが参加の予定だ。
聯合ニュース