[kjtimes=キム・ボムネ記者] 検察が株価の時勢を操縦した疑い(資本市場法違反)などでイ・ヨウンヅ(52)グリーン損害保険会長など3人に対して請求した事前拘束令状が19日、棄却された。
令状実質審査(拘束前に被疑者尋問)を引き受けたソウル中央地方法院イ・ジョンソク令状専担部長判事は"事案が一般的な株価操作の場合と異なり、被疑者の防御権保障する必要が大きく、逃走及び証拠隠滅の恐れがあるとは考えにくい"と令状棄却事由を明らかにした。
検察によると、イ会長は2010年7月から昨年9月までの資産運用担当常務と株式運用部長にグリーン損保が大量保有している5つの種目株式の相場を操縦することにした疑いを受けている。
イ会長は、保険営業で持続的に損失が発生して健全性の指標であるリスクベース自己資本比率(RBC)が150%未満に下がることが懸念されると、株式運用益を増やしてRBCを150%上引き上げようとしたことが分かった。
証券先物委員会は、去る2月にイ会長とグリーン損保資産運用担当幹部、関連会社の代表など8人を相場操縦の疑いで検察に告発した。
検察は去る2月ソウル江南区駅三洞グリーン損保本社を押収捜索し、資産運用関連資料などを確保し、去る3日、この会場を召還して調査した。