韓国の社団法人・釜山犯罪被害者支援センター「ヘサル(日ざし)」は16日、日本のNPO法人・長崎被害者支援センターと29日に交流協定を締結すると明らかにした。
双方は犯罪被害者の支援方法や関連資料、ノウハウなどを共有し、協力を強化していく方針だ。両センターは、日本人観光客10人を含む15人が死亡した釜山市の室内射撃場火災で、「ヘサル」が日本人被害者を積極的に支援したことで、交流が本格化したという。
「ヘサル」は交流協定後、創立5周年を記念し釜山地方検察庁と国際セミナーを共催する。長崎被害者支援センターの塩飽志郎理事長が日本の犯罪被害者への支援状況と見通しを発表するなど、韓日両国の犯罪被害者に対する支援状況や課題を議論する予定だ。
聯合ニュース