今期限りでの退任を表明している宮崎県の東国原英夫知事は16日の定例記者会見で、退任後について「衆院選、参院選、大規模都市の首長選は当然視野に入ってくる」と述べ、政治の場で活動をする方針を示した。
知事は9月の不出馬表明以降、退任後に関しては「全くの白紙」と繰り返してきた。この日の記者会見では「政治家として、この後の人生を送っていくと思っている」と明言。さらに、「国の形を変えることから逆算していくと、おのずと分かる。地方も国政もあり得る」「新党の党首で、地方自治体の長というウルトラCもある」などと語った。
東国原知事の任期は1月20日まで。